九段会館を実況見分 崩落原因解明へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110605-00000507-san-soci

今後は専門家の意見も聴き、建物の構造や、管理体制について詳しく調べる。
会館は昭和9年に完成。28年に国から日本遺族会へ無償貸与する法律が成立し、同会が運営していた。警視庁や同会によると、同会は年に1度、建物を定期調査して結果を東京都に報告しており、建築基準法上などの問題は確認されていないという

3月の大震災で、天井が崩落し死傷者が出る惨事になってしまいましたが、私も、大学生当時からごく最近まで、何度か、ここは利用したことがあり、それだけに驚きましたね。
建物を定期調査していれば免責されるという単純な問題ではなく、こうした古い建物の耐震性、地震への危険について、通常払うべき注意を払っていたかどうかが、天井崩落の原因とともに、慎重に究明される必要があり、まずは実況見分により建物の客観的な状況や事故の原因を明確にしよう、ということになったのでしょう。専門家の意見も慎重に聴く必要性も、おそらくあって、捜査にはある程度の時間がかからざるを得ないのではないかと思います。