宣教師が見た信長の戦国―フロイスの二通の手紙を読む

戦国末から安土桃山時代に関する本を読んでいると、イエズス会宣教師ルイス・フロイスが書き記していた報告書等は、よく引用されていますが、この本ではフロイスから見た織田信長、という観点で、同時代に生きた者の目に映った信長の姿が紹介されています。中日新聞連載に修正加筆したものということで、少し読んでみましたが、読みやすく、信長の姿が眼前にあるような気持ちになってきます。
とかく、語る人が思い描くイメージで語られやすい信長ですが、史料、史実に基づいた、できるだけ実像に近いイメージを持っておく必要性を感じつつ、少しづつ読み進めたいと思っています。