- 作者: 加藤俊治
- 出版社/メーカー: 立花書房
- 発売日: 2010/01/15
- メディア: 単行本
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最近、霞ヶ関の弁護士会館地下にある書店に立ち寄ったところ、これがあり、参考になりそうなので、買い求めておきました。著者は、法務省刑事局勤務(発行当時)の検事です。
私も、時々、告訴・告発の代理人になることがありますが、告訴・告発特有の問題もあり、告訴状や告発状を作成しながら、注釈書等を引っ張り出してきて確認作業をすることも、ないわけではありません。この本では、通常の概説書や注釈書を読んでいると見落としてしまいがちな、そうでありながら実務的には問題になりやすい点について、コンパクトに、わかりやすく説明されていて、告訴・告発を行う可能性がある弁護士が1冊手元に置いていたり、一般の人が自分の力で告訴・告発しようと考えている場合に参考にする、といった使い方に向いているように思います。
私から見て、推薦できる1冊だと思いました。