司法試験、初の予備試験実施 合格者数に注目

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051501000149.html

予備試験は、経済的な理由で法科大学院に通えない人に受験機会を確保するため導入され、合格者数が注目される。
15日の試験は一般教養、民法、刑法などの短答式。合格者は7月の論文式試験、最終的に10月の口述試験に受かれば、新試験の受験資格が得られる。口述試験の合格発表は11月10日。

私が受験した当時の旧司法試験は、5月の第2日曜日に短答式試験、7月20日頃に論文式試験、10月に口述試験が行われ、10月末から11月初めに最終合格者が発表されていたものでしたが、予備試験は、新司法試験の受験資格が得られるというものではあるものの、旧司法試験と日程が似ていて、何となく郷愁のようなものを感じますね。
どの程度の合格者が出るかにもよりますが、今後は、ある程度法律を勉強した上で法科大学院に入り、在学中に予備試験を受験して、合格すれば中退して新司法試験受験へと進む、といった人も出てくるかもしれません。どの程度の合格者が出るか、注目する関係者はかなり多いでしょう。