SNS普及も…性生活や給与の公開には消極的 米調査

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110418/amr11041813270006-n1.htm

回答者の4分の3以上がSNSを利用しているとする一方、公開する内容はレストラン情報や休暇の写真などに偏っていると答えた。
また、55−70%の人がプライベートではない情報を公開できるとの見方を示す一方で、子どもや家計についての情報公開には一段と消極的な姿勢が示された。
性生活や給与を公開することに問題はないと答えたのは2%のみだった。
SNSを利用している人の割合は女性が多く、恋愛関係や休暇の写真など、仕事以外の情報を公開する傾向が強かった。また利用者のうち18−34歳のグループは、ほかの年齢層と比べて恋愛関係や仕事、昇進などの情報をより多く公開する傾向があることも分かった。

自分のサイト、ブログ、掲示板への書き込み、といった場面では、情報が基本的に一方通行で、公開する情報について、ここまでと線引きすることが比較的容易でしたが、SNSでは、情報の双方向性が強く、相互交流ということが前面に出てくることで、気安く交流したいと思えば自分をさらけ出したいし、さりとて、さらけ出し過ぎるのも問題があって、ということで、なかなか悩ましいところではありますね。お金の話、セックスの話を明け透けには語りにくいというのは、万国共通でしょうし、日本でも、20歳前後から30歳過ぎの若年層は、上記の記事で指摘されているような傾向を持っているという気がします。
こういった面でもリテラシーの涵養が求められている、ということでしょう。