ネットが体の一部になる――「EVO WiMAX」で“ノマドワーク”を実践してみた

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1104/08/news015.html
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WiMAX機能をオンにしておけば、3GとWiMAXの切り替えは基本的に自動で行われる。WiMAXの電波が拾えなくなると3Gに切り替わり、再びWiMAXの電波を拾えば接続し直す。もちろんテザリング中も切り替えは自動で、ユーザーはネットワークの切り替えを意識することなく端末を利用できる。

クラウド型ワークスタイルの要としてEVO WiMAXの通信速度やテザリングの利便性を実感した一方、気になった点もある。それはバッテリー消費の速さだ。通勤中や移動中、カフェでの休憩時間といった具合に、合間合間でWi-Fiテザリングを利用していると、バッテリーを1日もたせるのは難しい。
端末のテザリング機能をフル活用するなら、PCと一緒に使う際にはUSB接続で充電しながら利用したり、会社にいる間に充電を心掛けたりといった工夫が必要になるだろう。あるいは、モバイルバッテリーを端末と一緒に持ち歩くのも手だ。

記事でも紹介されているように、WiMAXはかなり快適に使えるようであり、使えなければ3Gも使えるので、都会で(そうではない場所ではWiMAXがエリア外になる可能性があります)外に出て動くことが多く快適にブロードバンドを利用したいという人には魅力的でしょう。ただ、WiMAXは、その特性上、屋内では電波が弱くなるようで、屋内の奥まったところで利用することが多い人は、注意したほうが良いようです。テスト機を貸し出すといったサービスも行われているようですから、そういうサービスも、購入前に利用してみるべきでしょう。前にも本ブログでコメントしたようにテザリングはバッテリーを激しく消耗させますから、記事でも指摘されているようにバッテリー対策は不可欠です。
このHTC EVOを使うことにして、通話もスマートフォンもこれで1本化し、自宅でもテザリング機能を使ってPCをネット接続するようにすればADSL光ファイバーも不要で固定電話も解約できますから、通信費が節約でき効率も良くなるでしょう。お財布ケータイ機能などの、ガラケー特有の機能が使いたい場合は、基本料金や通話料を最小限にして2台持ちするという方法もあります(自宅の固定電話やADSL、光をやめれば大幅節約は動かないでしょう)。
いろいろな意味で、魅力があり、選択肢として検討するに値する1台、という印象を強く受けるものがあります。