http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000535-yom-soci
25日午前の時点で市内4000世帯で断水。9600世帯で下水道の使用が制限され、約4000世帯でガスが止まっている。
地震と液状化のその時を、別の主婦(45)は「路面がうねり、あちこちで舗装がきしみ声を上げた」と話した。会社員の男性(54)も「地面から、滝を逆さまにしたように泥水が噴き出し、埋まってしまうと思って必死に逃げた」と振り返る。
上水道とガスは月末に復旧する見通しとなった。しかし、下水道は、どこが破損したか確認が難しく、市災害対策本部は「いつ使えるようになるかメドが立たない」と説明する。
住民にとっては、資産価値の下落も気がかりだ。
こうした液状化の危険性、リスクは、従来、繰り返し指摘されてきてはいましたが、こうして首都圏の人口密集地で現実、かつ大規模に発生すると、生活にいかに大きな影響を及ぼすかということがよくわかります。ライフラインが長期間遮断されれば、生活への影響は深刻で、人々は疲弊し、地域社会が崩壊しかねません。
今後の災害対策を検討する上で、液状化対策ということも、高い優先順位を付して行く必要があることを痛感します。