喫煙は数分でDNAを損傷させる

http://news.e-expo.net/world/2011/01/post-117.html

同氏らは、多環芳香族炭化水素(PAH)と呼ばれるたばこの煙にみられる一種の癌の素因に着目。PAHはDNAを損傷させることがわかっており、肺癌の発症に大きな役割を果たすと考えられている。

研究の結果、PAHは体内で迅速に既知の毒素に変換され、喫煙後わずか15〜30分以内に喫煙者のDNAを損傷させ始めた。同氏らは癌を引き起こすプロセスの速さに驚きを示し、致死性となりうるDNAへの攻撃が始まる速度は血流にPAHを直接注射した場合に匹敵すると述べている。

こうした記事を見ても、喫煙は緩慢な自殺行為であるということがよくわかりますね。
緩慢な自殺行為が行われないように、あらゆる方法を講じて、喫煙という悪弊を世の中から消滅させる必要があるということを改めて感じます。悪弊であることが明らかなのに、漫然と喫煙を続ける愚かさ、悪弊を断ち切ろうとしない、できない人間性というものにも、今後、ますます疑問が投げかけられるようになるでしょう。