ドコモ、LTEデータ通信サービス「Xi」をスタート

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1012/24/news113.html

いよいよ始まりましたね。

Xiは、屋外では下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps、屋内の一部エリアでは下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsでの高速通信が可能な通信サービスだ。技術方式は世界標準規格のLTE(Long Term Evolution)を採用している。LTEは、第3.9世代(3.9G)の技術とも言われ、現在ドコモが提供している第3.5世代のHSPAをさらに発展させたものであり、第4世代と言われる次の規格への橋渡しをする役目も担う。

2011年度には全国の県庁所在地級都市をカバーし、2012年度には全国主要都市へ広げる計画だ。対応端末はUSB端末が当初リリースされ、2011年4月にExpressCardを発売、2011年春にはXiに対応したモバイルWi-Fiルーターも登場予定だ。

利用料金は、通信量5Gバイトまで6510円/月(最低額は1000円から)。5Gバイトを超えた通信は7Gバイトまでプラス2625円、以降2Gバイトごとに2625円が加算される仕組み。ただ、2012年4月30日まで「Xiスタートキャンペーン」として1000円/月〜上限4935円/月(Xiデータプランにねん利用時)で利用できる。

私は東京に住んでいるので、このサービスの利便性を真っ先に享受できる状況にあり、モバイルwifiルーターが出たら使ってみたい、2012年4月までは上限4935円ならお得だ、と考えていますが、問題は、従量制適用後に、どこまで料金がかかってくるかでしょうね。
参考になるものはないかと思い、ちょっと検索してみると、少し前のニュースですが、

ISP大手が250GBの利用制限、インターネット過保護の弊害か
http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/285/

で、

Comcastによると「EメールやWeb、ストリーミングビデオを視聴する標準的なユーザーでひと月に2〜3GB、毎月1,000枚規模で写真をアップロード/ダウンロードするユーザーでも10GB程度だ」と説明している。だとすると、わが家は間違いなく迷惑ユーザーに近い。メール/Webに加えて、iTunes Storeを使い、音楽のサブスクリプションサービスも契約している。Roku Playerを手に入れてからはNetflixの無料ストリーミングも頻繁に利用するようになった。ほかにもオンラインバックアップ、仕事のデータのやり取り、写真/ビデオ共有など……。試しに8月30日のデータ利用量を測ってみたら3.6GBだった。標準ユーザーの1カ月分を、軽く1日で消費している。単純に、それが30日だとしても108GB。

とあって、ドコモのLTEデータ通信サービスをメインで使い、大量のデータをやり取りするようなことをすると、あっという間に月間の利用量が数十GB、数百GBに達して「パケ死」するということになりかねないでしょう。あくまで、出先や移動中に、web閲覧とかちょっとしたデータのやり取りに使い、自宅やオフィス等では光やADSLでつなぐといった使い方をしないと、思いがけない高額請求で驚くということになりそうです。