強まる特捜見直し論=逮捕・起訴分離求める声―「政財界捜査、警察に」

http://news.toremaga.com/nation/nnews/290404.html

元検事の落合洋司弁護士は、逮捕・起訴の権限を持たない国税庁証券取引等監視委員会と連携して事件を組み立てるという観点から、特捜部の果たすべき役割はあるとする。それでも「『特捜』という看板の下に過度のプレッシャーを感じたり、名を上げたいと張り切り過ぎたりするところがある。看板を下ろすべきだ」と注文を付ける。

先日の、民主党法務部門会議でも同じような話をしましたが、ここまで弊害が噴出している以上、従来の制度のまま、これからは心を入れ替えて頑張りまーす、では済まないと思いますね。
そもそも、最近は、端緒がなかなかつかめなかったり、従来の捜査手法では真相解明が困難であったりして、捜査が結実しない傾向が高まっているのも事実で、今の状態のままでは、焦りが無理を呼び、再び今回のような悪夢のような事態が起きないとも限らないでしょう。
そういう、厳しい認識を、まず持つ必要があり、そういった厳しい認識から、「次」が出てくるのではないかと思います。