鹿児島県議が視察に友人同行、政調費使って観光地めぐる

http://www.asahi.com/national/update/0919/SEB201009180055.html
http://www.asahi.com/national/update/0919/SEB201009180055_01.html

6月にはとバスツアーで観光名所を巡った東京での1日分の報告は「東京タワー、東京駅、浅草などの観光のあり方について調査」とだけ記載。9月の歌舞伎座での歌舞伎鑑賞は、友人らと「建て替えになる歌舞伎座の今後について意見交換」(報告書)した。バス料金や鑑賞料は自費で支払ったという。また、いずれの出張も、兄の尾辻秀久参院副議長(自民)と意見交換した。
北海道の視察先は、クラーク博士像のある「さっぽろ羊ケ丘展望台」「札幌ドーム」を挙げ、友人らと「クラーク博士や日本ハムファイターズのあり方、さっぽろ雪祭りについて意見交換、調査」とだけ記した。ほかに、「住みやすい街づくり」を進める北海道伊達市役所も訪ねて職員と面会した、と報告書にある。

こういう、白々しい報告書を書いて、恥ずかしくないのだろうか、と率直に思いますけどね。この論法なら、公費でクラブなどで豪遊しても「飲食業界の実態を視察して関係者と意見交換した」で済んでしまうでしょう。
この種の無駄遣いが、日本各地で繰り返されていますが、明確な、特定した目的がない、単に視察であるとか調査、意見交換といった旅行は、公費では行けない、公費は出さないというルールを早急に確立すべきではないかと思います。
我々が苦労して納めている税金が、このように、湯水のように無駄に使われていると思うと、それでなくても高まらない納税意欲はますます低下します。