http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100829-00000012-mai-soci
4人が死傷した北海道東川町の天人峡、旭岳両温泉周辺の大雨被害で、雨量の基準を超えた後も道がパトロールや交通規制をしなかったのは、現地の旭川建設管理部の担当職員が内規に反して出勤していなかったことが原因だったことが分かった。
昨年に起きた災害について、最近、
台風9号:兵庫・佐用町の豪雨被害 遺族が町を提訴
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20100811dde041040066000c.html
という出来事があり、その記事によると、
この水害をめぐり、町の検証委員会は7月16日、避難勧告の遅れを指摘する最終報告書をまとめた。
とのことですが、災害への対応を地方自治体に委ねている現行制度についても、見直しが必要でしょう。
以前に、本ブログでも、
危機管理庁の必要性
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041024#1098580116
とコメントしたことがありましたが、人身への切迫した危険を回避するためには、専門性の高い組織が、組織として迅速に動く体制を、日頃から整備しておく必要が、やはりあるのではないかと思います。