APEC警備、警察当局がツイッターを警戒なう

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100802/crm1008022140029-n1.htm

警察庁によると、APECでは、反グローバリズム勢力のほか、反捕鯨国などに対する右派系市民グループのデモ活動が想定されている。こうしたメンバーが警官隊と衝突した際、ツイッターで情報を発信し、仲間を呼び寄せる可能性があるという。
また、開催地の横浜は交通の便がよいため、デモ隊と関係ない一般市民が、ツイッターの検索などで得た情報を基に現場に駆けつけ、さらなる混乱を招く恐れも指摘されている。

警察当局はこうした実態を踏まえ、抗議行動に参加する可能性のある団体関係者や、騒動が起きた際にあおるような行動をとりそうな関係者がツイッターを開設していないかチェック。会議開催中に仲間を集めるような投稿がされた場合は、警備部隊を瞬時に派遣するなどの対策を検討している。

ツイッターは、即時性、速報性が高いので、上記のような利用のされ方は、可能性としてあり得るでしょうね。
ただ、そういった使われ方は、インターネットで不特定多数の目に触れるだけに、警察の目にも触れ、動きが読まれることにもなるわけで、警察としては、うまく動きを読むことで先手を打つことも可能です。
日本の警察というと、一部の例外を除き、ネットに疎い、力任せで間抜けなおまわりの集まり、という印象がどうしても強くなりますが、やはり、それではいけない、ということではないかと思います。APECでは、全世界の様々な勢力が反対運動のため手ぐすね引いて集結するはずで、日本警察がどこまでそれらの動きを封じ込められるか、注目されます。