氷河特急、脱線原因は速度超過 人的ミスと運輸当局

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010073001001109.html

発表によると、現場は制限速度が時速35キロのカーブを抜け、制限速度55キロの直線に通じる境界線上。客車がすべてこの境界を通過しないと速度を55キロに上げることができない規則になっているにもかかわらず、5両目の途中が境界を通過中に時速56キロに達していた。このため、6両目が脱線、その後、5両目、4両目が引きずられた。

この程度のことで脱線事故まで起きるんですかね?たかだか20キロ程度の速度超過で。
事故後、原因が特定されたとの発表までがあまりにも短く、十分な調査が行われたのか、疑問を感じます。日本でも専門家から指摘されていた「せり上がり脱線」という可能性は完全に排除されたのでしょうか?
かなりの人気がある交通機関であり、特に、この時期は乗客が多く連日満員状態のようですが、運行を優先し、人的ミスで片付けてしまおう(人的ミスに過ぎないということになれば補修工事も行わなくて済む)という意図が働いていないのか、気になります。