http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100522/crm1005222304029-n1.htm
２人の逮捕容疑は２２日午前１時半ごろ、芦屋市翠ケ丘町の路上で、タクシー運転手の男性（３９）の顔面などを車内で殴って軽傷を負わせ、代金約６８００円を支払わずに逃げた疑い。
同署によると、２人は大阪市内からタクシーに乗り、酔っていたという。殴られた運転手が携帯電話で１１０番すると、逃げ出した。
強盗致傷で逮捕ということですが、一般的に、この記事にあるような態様の暴行は、金品を得たり支払を免れるためのものというよりも、相手に対する立腹からのものということが多いでしょう。
相手からの料金の請求が発生している中で、暴行を加え、支払を断念させた状態（少なくともその場では）で逃げるという一連の流れが、強盗致傷罪（財産上不法の利益を得る形態）の外形を備えていますが、今後の捜査結果によっては傷害罪あたりに墜ちてくる可能性もありそうです。
酒に酔って上でのタクシー絡みのこの種トラブル、事件というものは多いもので、酒に飲まれてしまう傾向のある人は注意が必要でしょう。
