ネアンデルタール人の遺伝子、我々にも? ゲノムで解明

http://www.asahi.com/science/update/0506/TKY201005060407.html

アフリカ以外のヒトはゲノムの1〜4%がネアンデルタール人由来と推測できた。子孫を残せるほど近い関係だったことになる。
同チームはヒトの移動時期を踏まえ、アフリカを出た初期のヒトは10万〜5万年前の間に中東でネアンデルタール人に遭って限定的に交雑し、その後、欧州やアジアに広がったと考えられるとした。また、認知機能や頭の骨の発達にかかわるとされる遺伝子は両者の間で大きな違いがあることもわかったとしている。

記事にもあるように、私も、ヒトとネアンデルタール人は交雑しないまま後者が滅んだというイメージを持っていましたが、この研究結果は興味深いですね。
両者の共存、交雑状況や、ネアンデルタール人が徐々に衰え滅んでいった経緯について、今後、より研究、解明が進むことを期待したいと思います。
そういった中で、細々と生き残ったネアンデルタール人の末裔がいて、世界各地で目撃談が相次ぐ猿人系のUMA(未確認動物)になっているのではないかと私は思っているのですが。