万引、自転車盗…小さな違反や犯罪を積極指導 規範向上狙い警察庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100421-00000524-san-soci

警察庁は21日、自治体や公共交通機関、民間企業、学校などが幅広く連携して犯罪の発生を社会全体で押さえ込むための施策をまとめ、全国の警察本部に実施するよう指示した。また、犯罪の抑止には社会の規範意識の向上が必要として、落書きや万引など「軽微」と受け取られがちな犯罪にも厳しく対処する一方、犯人に「心からの反省」を促して規範意識を高め、再犯を防ぐ試みを示すなど、異例に踏み込んだ通達となった。

落書きや万引どころか、被害金額がそれほど大きくない詐欺、横領なども、警察に被害相談に行っても露骨に嫌な顔をされ邪険にされたり放置されたりするものですが、捜査を行うのは、現場の、仕事が嫌いで怠慢な警察官(例外もありますが)ですから、「笛吹けど踊らず」状態になる可能性が高いでしょうね。怠慢警察官にとって、自分以外の人々を利用するのは魅力的なので、「幅広く連携して犯罪の発生を社会全体で押さえ込む」という点は大いに活用、実施され、警察以外の様々なリソースを利用する、仕事を押しつける、ということで生かされて(悪用されて)しまう可能性はありそうです。
警察への協力を求められた時は、怠慢の尻ぬぐいをさせられている可能性がある、ということも、事情を知らない人は覚えておいたほうがよいでしょう。