長官銃撃、時効後の「オウム名指し」に批判

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100330-00000667-yom-soci

オウム真理教の信者グループが、組織的に、計画的に敢行したテロであったと認めました」
東京・霞が関の警視庁で午前9時から開かれた記者会見では、公安部の青木部長が、1995年3月30日の事件発生から15年間の捜査の経緯を説明しながら、捜査の「結論」をこう語った。
公表された14ページの捜査結果概要には、2004年7月に逮捕した後、不起訴になった同庁の元巡査長や、元巡査長と接触していた元幹部ら、「容疑グループ」とした8人について「事件にかかわっていた疑いは極めて濃厚」「何らかの違法行為の敢行を企図していたことを強くうかがわせる」などの記述もある。

「認めました。」と言っても、裁判所はおろか、検察庁にすら認めてもらえず起訴もできなかったわけですから、警察が描いたストーリーはこうでした、ということ以上の何ものでもないでしょうね。負け犬の遠吠えのようなもので、恥の上塗りでしかないと思います。よほど悔しくて、こういったみっともないことをしているのだと思いますが、みっともないからやめようと言う人は、内部にいなかったのでしょうか。
刑事部が追っていたとされる別の被疑者について、組織として、もう捜査はしませんと宣言してしまったようなもので、本当にこれでよいのかという疑問を感じます。