英女児失踪事件、手記発表の元捜査員に対する名誉棄損裁判始まる

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2682051/5156766

訴えられているゴンサロ・アマラル(Goncalo Amaral)被告は、2007年5月にマデリンちゃんがポルトガルで行方不明になった際に初期段階の捜査を指揮したが、新聞のインタビューで英警察当局を非難したため2007年10月に捜査から外された。08年7月に『Maddie -- The Truth of the Lie(マデリン:嘘の真実)』と題された手記を発表した。
マデリンちゃんの両親、ジェリー・マクカーン(Gerry McCann)さんとケイト(Kate McCann)さんは被告に名誉を棄損されたとして、120万ユーロ(約1億6000万円)の損害賠償を求めている。

この事件については、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070909#1189298275

とコメントしたことがありますが、上記の記事によるとポルトガルの捜査当局は両親を嫌疑不十分と判断したということであり、おそらく、上記の手記は両親の双方またはどちらかが犯行に関与したことを主張するような内容になっているのでしょう。
捜査が混迷し、迷宮入りすると、様々な人が様々なことを言い、書き、さらに混迷化して行くのはどこの国でも変わらないものということを感じます。