AH-64 アパッチはなぜ最強といわれるのか (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 坪田敦史
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 新書
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最近、
富士重工、防衛省提訴へ…戦闘ヘリ発注中止巡り
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091223-OYT1T00788.htm
アパッチは、防衛省が2001年に62機の導入を決定。富士重工と関連部品メーカーは、製造元の米ボーイング社からライセンスを取得してライセンス料や初期費用など500億円弱を支払い、これを国から回収する予定だった。
その後、ボーイングが生産中止を決めたため、防衛省は02〜07年度に計10機を調達した後、発注を事実上打ち切った。
というニュースが流れていて、どういうヘリなのか興味を感じていたのですが、昨日、書店に立ち寄った際、上記の本を見かけたので、買って少し読んでいるところです。高性能、かつ、極めて高価なヘリで、日本が購入する価格は、最終的に1機216億円(!)になる、という話にまでなっていたことも紹介されていて、上記のような紛争の背景を知る上でも参考になる1冊という印象を受けています。
上記の記事で生産中止になったとされている既存のものをバージョンアップした最新機があるようで、それを購入するという選択はなかったのか、そもそも日本でどれだけ必要のある戦闘ヘリであったのか、ということについても、今後、読みながら考えてみたいと感じています。