雇用、自殺、デフレ「今年が底と信じたい」 ゆく09年

http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY200912310107.html
http://www.asahi.com/national/update/1231/TKY200912310107_01.html

自殺者は12年連続で3万人を超えた。都内の「いのちの電話」で、相談員が受話器の向こうからの訴えに耳を傾けていた。年末年始も24時間不休で受ける。
「職を失った」「お金がなくて行き場がない」など生活苦の訴えが増えている――。「日本いのちの電話連盟」の岡本正子事務局長の実感だ。「こんなに状況が一変したことはなかった」。相談主も20、30代男性が増えている。

今、NHK紅白歌合戦を見ながら、このエントリーを書いていますが、リーマンショック後の、初の通年であった2009年は、先が見えないまま暮れて行くな、と感じているところです。現在のJALの重大局面は、その象徴のような気がします。
上記の記事にあるような、市井の人々の窮状に光をあてることこそ、政治に求められていると思うのですが、迷走しているようにしか見えず、期待できるものが見出せません。
私自身の1年は、特に良くも悪くもなく、大きな夢も希望もないのは毎年のことで、来年も何とか健康を保ちつつきちんと仕事をこなし本を読みたい、という程度のことしか考えていませんが、しがない弁護士にとっては、その程度のことでもなかなか簡単ではなく、今後も謙虚に、地道にやって行きたいと思うばかりです。
皆様、良いお年をお迎え下さい。