http://www.nikkei.co.jp/topic/ds/interview04.html
無料と有料のコンテンツを組み合わせた「フリーミアム(無料・プレミアムを合わせた造語)」と呼ぶモデルが機能するだろう。例えば付加価値の高い有料コンテンツを含めてすべてをネット読者の約10%に解放し、残り90%には無料コンテンツのみを提供するモデルだ。
現在、
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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を読んでいるところですが、その中でも、上記の「フリーミアム」は取り上げられていて、大量のデジタル情報を極めて安価(ほとんどタダ)で提供できるネット時代においては、一部の有料利用者が支払う料金で、無料利用者を含むサービス全体を維持する、有料利用者には付加価値をつけた情報を提供し満足度を高める、という方法は、今後ともかなり有効な方法であり続けるだろう、という気がします。
「無料」ということを魅力として出しつつ、どこで収益を確保するかということを考える上で、上記の本はいろいろと考えさせるものがあって有益です。