「一番手が間違った音を吹いたらそれはだいなしになる」

引き続き

スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝

スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝

を少しずつ読んでいますが、98、99ページに、バフェット氏がハイスクール時代に、第一奏者のトランペットに続いてコルネットをかけあいで吹奏する際、第一奏者が音を間違え、かけあいをどう吹けばわからなかった瞬間が記憶に焼きついている、という場面で、

ただ、ひとつの教訓を学んだ。二番手になって物真似をするという人生を送るのは簡単だが、一番手が間違った音を吹いたらそれはだいなしになる、ということを。

とあって、なかなか含蓄のある言葉であると思いました。
「一番手が間違った音を吹き二番手以下がだいなしになる」というのは、あらゆる場面でよく見受けられることで、どういう手段を選ぶか、人生を歩むか、といったことを考える上で、こういったリスクをどのように考えるかは困難であるが重要な問題であるということを改めて感じました。