「死刑」(読売新聞社会部)

死刑

死刑

昨日、本ブログでコメントしましたが、深夜に帰宅後、今日の午前3時半までかかって読み終えました。かなり読み応えがある1冊でした。
私自身は、今、死刑制度について、賛成とも反対とも結論を出しかねていますが、読み終えて思ったのは、日本国民の多数が死刑制度を支持し、また、凶悪犯罪の被害者遺族の間でも犯人の死刑を強く願う人々が多いという中で、また、日本の文化や人の精神といったことも考えると、遠い先はともかく、今、あるいは近い将来に日本で死刑を廃止するということは極めて困難であるということでした。今後も引き続き考え続けたいと思っています。
死刑というものを考える上で、読んでおくと必ず役立つ1冊ということは言えるでしょう。