先日の博多駅にて

先日、福岡に出張し、仕事の後、大阪へ移動するため、博多駅から新幹線に乗ろうとして、携帯電話を利用しJR東海エクスプレス予約で予約を取って、在来線の改札口からモバイルSuicaで入場しようとしたところ、入れませんでした。近くにいた女の駅員が、「Suicaで入ろうとしたでしょう!使えないですよ!切符買って下さい、切符!」と激怒していました。その女が、うちはこれしか使えないんだ、などとICカードのことを口にして騒いでいて、後から確認してみると、

http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/index.html

のことでした。そう言われても、東京からこの日だけやってきて、Suicaと互換性がない(ということも後からわかりました)ICカードを持つのも非効率な話です。
切符買えと言われても、エクスプレス予約なので、JR九州の窓口で買うこともできず、発券機を探さないと、と思い、JR九州の切符売り場へ行って、そこでうろうろしていた別の女の駅員に聞くと、いかにも面倒だという感じで、「2階へ行って、2階へ」と邪険に扱われ、1階から2階へ行くと、そこに新幹線の改札口がありました。見回しても発券機らしきものは見えず、ここでもモバイルSuicaを使っても入場できず、エクスプレスカード専用のICカードで、やっと入場できました。
新大阪駅へ到着し、大阪駅へ移動するため、在来線のほうへ出ようとしたところ、博多駅ではICカードで入場してしまっているため、出られず、JR西日本の女の駅員(上記のJR九州の駅員女2名が不親切であったのに対し、福知山事故やその後の不祥事を申し訳ないと思っているのか親切)が、携帯のモバイルSuicaを操作してくれて、それで在来線へ出て、何とか大阪駅まで移動できました。
振り返って考えてみると、博多駅モバイルSuicaが使えず、発券機もなくて(発券されていれば、それで新大阪駅の改札経由で大阪駅までスムーズに移動できたでしょう)、エクスプレスカード専用のICカードでしか入場できなかったため、新大阪駅で駅員に頼んで面倒なことをする羽目になったものでした。
JR九州が独自のICカードを発行するのは勝手ですが、Suicaと互換性がないのは、今時、不便この上なく、また、JR東海JR西日本への便宜を図るのが嫌なのか、博多駅構内にエクスプレスカード用の発券機が設置されていない(少なくとも私のように探した客の目に止まることがない)というのは、いかにも不親切で、今なお、このような、客不在の縄張り争いをやっているんだな、とあきれる思いがしました。
特に、JR九州の駅員(特に女)は、Suicaやエクスプレスカードを持っている客が気に入らないのか、上記のような横柄な態度に出てきますから、九州以外から行ってJR九州を利用する際は注意が必要でしょう。

追記1:

エクスプレスカードのサイトで見たところ、博多駅にも発券機はありました。

http://expy.jp/service/details/hakata.html

おそらく、当時の私は、新幹線東口から入場し、受取専用機は中央口にしかないようなので、目に入らなかったのではないかと思います。2階へ行けと言われただけで、どこにあるとも教えてもらえないのでは、客にはわかりにくいですね。
博多駅では、JR九州で切符を買ったり、名前が今でも覚えられないICカードを持っていない客は冷遇されることがよくわかったので、今後は注意したいと思います。

追記2:

上記の女の駅員のように、「外敵」を徹底的に排除しようという姿勢が、彼女らのはるか先祖(?)である九州の御家人団により、2度にわたる元寇を撃退し、日本の独立を維持することができた、という側面があるかもしれません。ただ、JR九州で切符を買ったりJR九州ICカードを持っていなくても、博多駅を利用する人は、一応、客で外敵ではないので、もっと違った対応はあるのではないかと思いますね(笑)。