外資との提携交渉棚上げ 日航、再建計画を優先

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009100501001026.html

日航は再建策の一環として外資との提携を検討。日航とは別の航空連合「スカイチーム」に所属するデルタと、日航と同じ「ワンワールド」のアメリカンの二つを提携相手の選択肢とし、決定時期について西松遥社長は「10月半ばが期限」との考えを示していた。
ただ、どちらの出資を受け入れても、提携の効果が出るには時間がかかることから、人員削減や路線見直しなどリストラを先行させる。経営の立て直しの道筋が付いた段階で、外資との再交渉を検討していく見通しだ。

「どちらの出資を受け入れても、提携の効果が出るには時間がかかる」ということは、最初からわかっていたはずで、今頃になって上記の記事にあるようなことを言っているようでは、迷走といった印象しかなく、更に言えば、外資との提携交渉というのは、この危機的状況の中で、一体、何だったのかということにもなるでしょう。
貧すれば鈍するという言葉を思い出しました。