篤姫の幼名は「かつ」でなく「いち」? 定説覆す記述発見

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091005STXKB029205102009.html

篤姫の幼名はこれまで「一」に「カツ」とルビが振られた別の史料があり「かつ」が定説だった。
しかし二つの日記には(1)「於市」が「篤姫」と改名した(2)篤姫の生まれた翌年に、篤姫の叔母が「勝姫」と改名したため「かつ」の名を遠慮するよう通達があった―という趣旨の記述があった。
このため崎山専門員は「『於市』は『おいち』と読め、『一』とも矛盾しない。別の史料の『カツ』のルビと通達から、生まれた時は『かつ』でも、すぐに『いち』になったのではないかと推測される」としている。

NHK大河ドラマのイメージが強いので、「かつ」に馴染んでいる面がありますが、「於市」を、かつ、とか、おかつ、とは読まないと思われますから、かつ→いち→篤姫というのが正解なのかもしれません。
どちらでも良いような話ですが、こういったディテールにこだわる資質、というものが、法律実務家には求められる面があるのも事実です。