「負担ゼロでネット整備」実際は高額、と提訴へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090827-00000599-yom-soci

家主らはインプロトテレコムから、〈1〉関係会社の「インプロトホーム」(東京)が入居者への勧誘を行い、ネット利用料も徴収する〈2〉インプロトホームから毎月、クレジット払い相当額を家主に入金するので家主の負担はゼロで済む――と説明されたと主張。
しかし、入居者の利用はほとんど進まず、昨年3月ごろから家主への入金がストップした。さらに今年に入り、インプロトホームから「入金は『立て替え』だった」と入金分の返還を求める通知があり、驚いた家主らが弁護士に相談したことで、問題が表面化した。

仕組みが今一つよくわかりませんが、勧誘しても、皆が皆、利用するとは限らず、そういったリスクを誰が取るかということが曖昧なまま進んでいて、行き詰まってしまったという印象を受けますね。
光ファイバーと言っても、驚くほど高速、というわけでは必ずしもなく、単身者で不在がち、メールやサイト閲覧でごく普通に使うだけ、といった利用であれば、光ファイバーではなく、例えばイーモバイルのようなデータ通信端末を買って使ったほうが、余計な初期費用がかからない上、自宅だけでなく出先でも気軽に使えて便利ではないかという気がします。
インターネット関係のビジネス話はわかりにくく、わかりにくさの背後には悪徳商法が潜んでいる可能性も高いので、訳がわからないまま安易に乗ってしまうべきではなく、第三者の意見も聞いてみるなど慎重に臨む必要があるでしょう。