http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009082202000154.html
松陰の墓前で手を合わせた井伊さんは「直弼も松陰先生も志半ばで死を迎え、やり遂げたいこともあったと思います」と先人をしのび、追悼の意を表した。地元の市民団体「松陰先生の墓を守る会」の井上弘行会長は「当初はわだかまりがあったが、井伊さんや彦根市長の話を聞いていて、気持ちが通じるところがあった」と話した。
ともに憂国の志のために行動し、非業に倒れた2人ですから、そのような志を顕彰し、共に手を携えようという動きを、あの世で喜びこそすれ不愉快に思うようなことはないでしょう。
かつてのNHK大河ドラマ「花神」で、篠田三郎が演じた吉田松陰の、ひたむきで純粋な姿が思い出されました。