金大中・韓国元大統領が死去 東京で拉致・初の南北会談

http://www.asahi.com/international/update/0818/TKY200908180242.html

60年代から民主化運動のリーダーとして軍事政権に抵抗し、73年には東京で拉致されたが、97年に4度目の挑戦で大統領に当選。初の南北首脳会談を実現させるなど、激動の生涯だった。

私の中では、拉致被害にあった金大中事件と、連座して(と言っても真相は不明ですが)一旦は死刑判決を受けた光州事件の印象が強烈ですね。特に、金大中事件は、工作したとされる韓国中央情報部(KCIA)というものが、当時、日本でも大きく報道されて、子供心に、熾烈な諜報の世界というものが刻み込まれたような面があって、忘れ難いものがあります。
不死鳥のように蘇り、遂には大統領まで上り詰めた金大中氏でしたが、その波乱万丈の生涯は、長く語り伝えられ、その功罪ということも、今後、検討されて行くことと思います。
波瀾万丈のその生涯を思い起こしつつ、ご冥福をお祈りしたいと思います。