「巣ごもり族」増殖中 不況で? IT時代で?

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090802/sty0908022350002-n1.htm
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こうした「巣ごもり」を、新たなライフスタイルととらえる動きもある。
電通総研や斎藤孝・明治大教授(教育学・コミュニケーション論)らが発起人となって発足した「家ナカ研究会」は6月、全国の子供がいる既婚男女1千人を対象に調査。以前より家で過ごす時間が増え、満足度も高い「巣ごもり家族」は240人で、うち約74%が週4日以上リビングに集まって過ごし、テレビや家庭用ゲームなどの娯楽アイテムを楽しんでいるという。

かなり前に、カウチポテト族ということが言われたことがあり、特に、バブル崩壊後、お金もないので家でソファーに座りポテトチップなどを食べながらテレビやビデオを見ている、というライフスタイルが、自嘲的、ネガティブなイメージで語られていましたが、「巣ごもり族」には、そういった自嘲的、ネガティブなイメージが感じられません。インターネットの発達が生み出した新たなライフスタイルという面があるせいかもしれません。
私自身にも、こういった「巣ごもり」傾向はあって、事務所に行けば、仕事はできるしいろいろな本、DVD等も置いてあり、ワインセラーにはワインも入っていて(最近はダイエット優先でほとんど飲んでいませんが)、至って便利なので、事務所にこもりがちです。インターネットがここまで発達し便利になってくると、買い物も他者とのコミュニケーションも、居ながらにして済んでしまうので、出歩く必要がなくなるのは必然で、それだけに、ビジネスとしても、こういった巣ごもり傾向をうまく捉える必要が、今後、ますます高まるのではないかと思います。