らくらくホン10年、進化続ける簡単さ ニーズがっちり

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99年10月発売の初代は松下通信工業(現パナソニックモバイルコミュニケーションズ)が手がけたが、01年の2代目以降はほとんどを富士通が開発した。大きな文字や押しやすいボタンの形に加え、通話を聞きやすくする音声技術など、モデルチェンジの度に機能を充実させている。
販売台数は順調に伸び、今年6月までのシリーズ累計販売台数は1587万台。友人や家族から勧められたり、贈られたりするなど口コミでの浸透が目立つのが特徴という。

携帯電話の高性能化、多機能化は相当程度進んでいて、マニュアルは分厚くなり、とても使いこなせない程度になっている面がありますが、そういう中で、高性能、多機能を追うことなく、ベーシックな機能を確実に使いこなすことを目指す流れは、今後も、着実に生き残るように思います。らくらくホンも、当初は、CMでも高齢者を全面に押し出したものでしたが、高齢者以外でも、使いこなせない余計な機能はいらない、シンプルに使いたいという需要は確実にあるはずです。
私も、今は高性能、多機能を追い求めていますが、いつかはらくらくホンに回帰するかもしれません。