裁判員裁判 被告の着席どこに? 手錠外すタイミングは?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090717-00000003-khk-l04

協議に先行する形で、裁判員裁判対象の殺人罪仙台地裁に起訴された被告の法廷に関して、担当の裁判官と検察官、弁護人が同日、着席位置や解錠場所などを打ち合わせた。着席位置については弁護人の隣席を認める方向で調整することが決まった。日弁連は「裁判員に被告が犯人との予断や悪印象を与えかねない」として、最高裁法務省に改善を求めている。
仙台弁護士会も被告、弁護側と検察側が立証し合う当事者主義や推定無罪の原則から(1)弁護人の隣に被告を着席させる(2)入廷前など裁判員が見えない場所で腰縄や手錠を外す―などの運用を地裁に求める方針だ。

4月から6月まで放送されていたTBSドラマ「スマイル」で、裁判員裁判が描かれていた関係で、被告人をどこに着席させるべきかが問題になりましたが、上記の記事にあるような流れを先取りして、松本潤さんには、弁護人席の隣に着席してもらうことにしました。その際、刑務官2名をどこに座らせるかということになり、1人を被告人の背後、もう1人を左横(被告人のほうを向いて)に、L字型に座ってもらいました。弁護人の隣に被告人を着席させた場合、刑務官の着席位置ということも、今後、問題になるはずです。