「MySpaceに性犯罪の法的責任なし」の判決

http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10011755/

第2州控訴裁は、未成年の少女ら(「ジュリー・ドウ」の仮名で呼ばれている)とその保護者によって起こされた類似の複数の訴訟をまとめて判決を下した。原告は、MySpaceが年齢確認システムの実装したり、少女らのアカウントをデフォルトで「非公開」にするセキュリティ設定を導入する対策を取っていなかったと非難していた。
だが同裁判所は、通信品位法の下、Webサービスは怠慢があったとする原告の訴えを免れ、製造物責任を問われないと判断した。

日本でも、類似の問題状況は存在し続けており、ISPは、常に法的責任を追及される圧力にさらされていますが、その意味で、日本とは法制度が異なるとはいえ、参考になるケースと言えそうです。
ただ、法的責任がない、ということと、何もせず放置しておいて良い、ということは別問題で、安全対策のためできることはきちんとやっておく、ということは必要で、そういった切り分けは日頃から行っておく必要もあるように思います。