- 作者: 永井義男
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2008/09/26
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- 作者: 永井義男
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上のほうを買って読んでいたところ、おもしろいので、同じ著者による下のほうも買って、結局、両方読みました。
読んでいて感じたのは、現代の感覚では許容できない面もあるものの、江戸期の人々の性というものに対する考え方は、かなりおおらかで寛大な面があって、その意味では、現代よりも暮らしやすい(?)といった面もあったような気がします。とはいえ、性病がまん延したり、売春に従事させるため人が売買の対象にされるなど、悲惨な現実も存在していて、やはり現代のほうが良い、と思いつつ読み終えました。
江戸時代というものを考える上で、ちょっとした参考になる本、と言えるように思いました。