何があった? 有名サイト「ゆびとま」の突然停止 あす再開予定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090613-00000543-san-soci

ゆびとま」のビジネスモデルは、その会員数の多さを“武器”に、スポンサーからの広告収入で成り立っていたとされる。「IT業界の成長期でもあった12年ごろまでは、広告も順調に集まってきた」(業界関係者)というが、その後のネットバブル崩壊以降はスポンサー側も広告効果を厳しく見極めるようになり、「ゆびとま」の広告収入も次第に減少していったとされる。
そうした状況の中で発覚した「暴力団勢力の関与」というマイナス情報は、スポンサー離れや会員の退会を決定的に加速させたというのだ。

かつてはユニークな存在であり、それだけに注目されましたが、その後、SNSなど同種の機能を備えたサービスが次々と出現する中で、次第に魅力を失ってしまったということは言えるでしょう。そこに、上記の記事にもあるような、衝撃的な事件が起き、致命傷になって、立ち直れないまま現在の状態になってしまったということではないかと思います。
記事では、

「再建委員会」のメンバーは、複数の企業と日ごろからサイトをよく利用している数人のヘビーユーザーで構成されているとされる。また、復旧後の個人情報の帰属やサービス全般の運営についても「この指とまれ」側と慎重に協議する旨も記載されていた。
だが、運営母体の変更を示唆する告知について、会員からは「再建委員会の存在は初耳。運営にかかわる重要事項の説明も一方的だ」といった批判が噴出しているのだ。
再建委員会の具体的な構成メンバーや復旧状況などについて取材しようと、委員会事務局の問い合わせ先のアドレスにメールを送ったが、期日までに返答はなかった。

とあって、再建できるかどうか、かなり大きな疑問符がつきますが、「再建委員会」なるものの実態すら不明である以上、とても安心、信頼して利用し続けるということはできそうにないですね。