休んでいるような休んでいないような土曜日

今日は土曜日ですが、午前中、打ち合わせのため、港区内にある某テレビ局へ行き、打ち合わせを終えた後、東京ミッドタウン内のサントリー美術館で開催中の

まぼろしの薩摩切子」展
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol02/index.html

が明日までであったことを思い出し、見学しました。薩摩切子と言うと、「幻の」という形容詞がふさわしく、謎めいたところもあり、現存するものが少ないだけに、なかなか見る機会がありませんが、それだけに終了ぎりぎりで見学できて良かったと思いました。復刻された薩摩切子製品がミュージムショップにあり、その中に、きれいなワイングラスがあって、価格もなかなかのものでしたが、早く弁護士など辞めて、こういうワイングラスでワインを飲みながら、好きな本を読みインターネットを見て暮したいものだと思いました(当面、無理ですが)。
そういえば、先日、日本中の注目を集めた犯罪が発生したのは近くの檜町公園だったな、と思い出し、外に出て、そこへ行ってみました。土曜日ということで、家族連れなど、人が大勢いて、日本中を震撼(?)させたあの事件が起きたことは微塵も感じさせませんでしたが、公園のすぐ裏手には、公園に近接してマンションが立ち並んでいて、公園内からマンションのベランダがすぐ近くに見えていて、こういう状態であれば、すぐ裏手のマンションから、公園内の全裸男は十分視認できるということが、改めてよくわかりました。当時、すぐ裏手のマンションから公園内を実際に見た人がいるかどうかはわかりませんが、公然わいせつ罪成立にあたり必要とされる公然性、すなわち、不特定または多数人が認識できる状態(現に認識している必要はない)は肯定されるだろうと思いました。
こうして、実況見分(?)を行った後、六本木の書店へ行って本を1冊買い、泉岳寺前の事務所へ向かって歩き、1時間弱ほどかけて事務所に着きましたが、これだけ歩くと、それなりに汗をかき良い運動になって、歩くことが身体、健康に良いということを認識しました。
今は、事務所にいて、これから1本、書面を作成しようとしているところで、やはり休んでいないということになりそうです。