<五月病>忍び寄る季節 職場での予防対策は 昇進した人、人事異動に不満の人も注意

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000029-maiall-soci

今春昇進した人や、人事異動に不満がある人も要注意。企業のメンタルヘルスを支援する「ライフバランスマネジメント」(東京都目黒区)の渡部卓社長は「昇進で責任が増し、頑張りすぎると反動が大きい。処遇への不満も60〜90日は耐えられるが、その後が危ない」と警告する。

私の場合、振り返ると、検察庁にいた当時は、昇進したことはなく(辞めるまでヒラ検事)、異動については特に不満を感じたこともありませんでしたが、検事という仕事自体にはやりがいを感じていたものの、検察庁という組織は性に合わず、次第にうっとうしさが強くなってきたような気がします。10年も在籍すると、自分が冷遇されつつあるのもわかり、先も見えてきて、うっとうしいのに無理に続ける必要もないと考えるようになって、11年5か月で辞めましたが、あのまま続けていれば、毎日、うっとうしさを感じつつ、国策捜査の片棒を担がされたり、不毛な裁判員制度実施のドタバタに巻き込まれたりして、ロクな人生にはならなかっただろうと思うと、市井の片隅で細々生きる今のしがない生活のほうが、自分自身の満足度としてはマシだったかもしれない、などと思っています。
今や、昇進も異動もなくなりましたが、しがなさに反比例するように、夜はよく眠れ、やる気には満ちていて、今のところ、五月病とは無縁な状態ではあります。