「PL教団理事長が不正指示」診療所側が会見

http://www.asahi.com/health/news/OSK200904280112.html

架空通知を受けた受診者は約3万人で、通知回数は延べ約20万回に上るという。対象となったのは、一般に「善玉コレステロール」と言われる「HDLコレステロール」の検査結果。問題発覚後、「費用を返せ」との苦情が相次いでいるという。

84年5月、「コレステロール値の検査は時間がかかる」との理由で、情報処理の担当者に不正を指示。2回目以降の受診者には、前回検査の値に「1」を加えただけの結果を自動的に算出するコンピューターソフトを開発させ、04年8月まで不正を続けたという。

一昨日くらいから腰が痛く、多分、座って記録を読んだり起案している時間が長いせいではないかと思いますが、痛風にも悩まされたり、この年(45歳)になると、健康診断の検査結果は気になるものです。特に、コレステロール値は、上がると不健康、という印象が強くて、私はいつも気にして見ていますね。そういう人はかなり多いのではないかと思います。
その意味で、上記のように、「コレステロール値の検査は時間がかかる」などという馬鹿げた理由でデタラメな結果を長年にわたり通知し続けていたのであれば、その責任は大きく、怒りを感じます。こういった検査結果は、受けるほうとしては信用するしかなく、それだけに悪質性が際立っていると言えるでしょう。
詐欺罪等による立件も含め、単に謝って済ませるのではなく刑事処罰ということも視野に入れた、徹底した責任追及が必要ではないかと思います。