講談社などに4290万円賠償命令 大相撲八百長報道

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200903260260.html

横綱朝青龍ら力士30人と日本相撲協会が約6億2千万円を求めていた。判決は、力士全員と協会への賠償を命令。最高額は「八百長を頻繁にしていた」と報じられた朝青龍の1100万円で、協会は660万円だった。
八百長疑惑報道をめぐって同社側が名誉棄損を認定されたのは、北の湖親方が原告となった訴訟の判決(今月5日)に続いて2件目。今回の判決の賠償額は、雑誌の記事をめぐる名誉棄損訴訟で命じられた賠償総額としては過去最高とみられる。

原告が複数であったことによる面があるとはいえ認容額が多額で、この種事件における賠償額の高額化の流れの中で、今後、かなり注目を浴び続けるケースになりそうです。
雑誌が売れない中、こういった高額賠償を命じられるようでは、出版社としても、雑誌出版の在り方自体を大きく見直さないと、様々な形で追い込まれて行くだけということになりかねないでしょう。