着陸失敗のMD11型機、海外でも横転事故…難しい操縦性

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090324-OYT1T00074.htm

成田空港で23日、死者2人を出した米フェデラルエクスプレスフェデックス)貨物機の炎上事故は、空港周辺に発生していたウインド・シア(気流の乱れ)が事故につながったとの指摘がある一方で、専門家の多くは「事故を起こしたMD11型機は、操縦が難しい機体」と口をそろえる。同型機は、過去に海外で今回の事故と同様、着陸に失敗して横転する事故を起こしており、運輸安全委員会は同型機の操縦特性にも注目して、調査を進める方針。

1997年に発生し、機長が起訴されたものの無罪となって確定した日航機乱高下事故の際も、機体はMD11であったことを、ネットで検索していて知りました。その事故の際も、機体の特性とか操縦性といったことが問題になっていたという記憶がありますが、深刻な危険性があるのであれば、使用を控えることを含め、対策が必要ではないかと思います。
昔、徳島地検に勤務していた当時、羽田・徳島間を移動する際にMD機に乗ったことが何度かあって、MD11であったかどうかは覚えていませんが、乗り心地が良くなく、MD機にあたってしまうと、「嫌だな」と思っていたことが思い出されます。機体の最後部がタラップのように降下して、そこから外に出られる構造になっていて、着陸後にそこから外に出されたことがあって、おもしろい構造になっているなと思ったことがありました。
以前、アフリカへ行った際に、ボンバルディア機に乗る羽目になってしまい、怖い思いをしましたが、MD11に乗ってしまうということも、今後、ないわけではなく、そうなると、多分、ボンバルディア機以上に怖い思いをするでしょう。