東京中央郵便局 総務相『壊すな』 保存論議再燃か

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009030302000050.html

政府関係者は「局舎の一部を文化財のように残す開発手法は欺瞞(ぎまん)だ。世界的な不況の中、経済効率を求める不動産事業は皮算用ではないか」と皮肉を込めた。
保存を訴えている一人、南一誠・芝浦工業大教授は「日本郵政の株を100%持っている政府の発言だけに、大きく流れが変わるかもしれない」と期待を寄せた。

私は、歴史的建造物が集められた明治村のようなところへ行くと、夢中になって見て回るような人間なので、東京中央郵便局のような貴重な建造物は、是非、残してほしいと思いますね。
郵政民営化という大きな流れは間違っていなかったとしても、大きな流れの陰の、国民に見えにくいところで行われていたのが、貴重な資産をリンゴやバナナのように二束三文で叩き売ってみたり、その一方で金儲けのために貴重な文化遺産を破壊しようとしてみたりといった由々しきことで、鳩山大臣という人物にはうさんくさいものを感じつつも、この辺でおかしな流れに歯止めをかけ適正な方向へ軌道修正させることは、長い目で見て是非とも必要、という印象を受けます。