http://mainichi.jp/select/person/itamu/news/20090114ddm012070095000c.html
夫人によると、家庭でもいつもニコニコしていて太陽のような人だったという。朝、1男1女の子供たちをお姫さまのようにそっと抱き上げて目覚めさせる、そんな父でもあった。
昨年春に食道がんが見つかって手術し、8月に退官、治療に専念していた。
就任直後に、警察庁長官狙撃事件も発生し、当時の激務や心労が命を縮める結果になったのかもしれないと感じられるものがありました。
その年の4月1日に、私は名古屋地検から東京地検へ移動して公安部所属となり、公安1課の人々とともにかなり苦労しましたが、それから約14年が経過し、私自身はしがない弁護士にはなり果てたものの何とか生きています。
上記のような情愛の深さ、人間性といったことが、特に公安のような世界に身を置くにあたり、特に必要ではないかという印象も記事を読んで受けました。
ご冥福をお祈りしたいと思います。