「塩狩峠」100年…殉職の鉄道員と三浦綾子さんと

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090228-OYT1T00026.htm

小説は、1909年(明治42年)2月28日、和寒町の現JR宗谷線塩狩峠で汽車の連結器が外れ、逆走した客車を止めるため、車内にいた長野さんが線路に身を投げて乗客を救った実話をモデルに、生きることの意味を問いかけた作品。

塩狩峠 (新潮文庫)

塩狩峠 (新潮文庫)

記事にあるように、100年前の今日、「塩狩峠」のモデルとなった事故が起きたわけですが、生きることの意味や、生きる中での宗教の位置づけ、「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし」という言葉に現れているキリスト教の精神といったことを考える上で、この事故や作品は、様々な材料を提供しているように思います。