弁護・検察側に提供 法廷発言記録 最高裁方針『口頭審理に集中を』

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009022502000052.html

音声認識システムは法廷に設置したカメラやマイクで発言を録音・録画。同時に発言内容を自動的に文字化してDVDなどに記録する。キーワードや発言者などを入力すると、検索した部分が文字と映像で再生される。

最高裁によると、システムは当初、裁判員向けの使用を想定していたが、弁護、検察側双方から提供を求める声があった。

弁護、検察側双方に提供されるデータは音声と文字のみ。動画はプライバシー保護のため提供されない。

当事者もこういったデータを利用できれば、かなり役立つことになると思います。ただ、「プライバシー保護」と言っても、既に法廷で目に触れ耳に聞こえている情報ですから、動画は提供しない、というのは理解に苦しみますね。ここまで提供するのであれば、動画も併せて提供すべきでしょう。ただ、動画まで含めると、データとして膨大になり、取扱い上、わずらわしくなる、ということはああるかもしれません。個人的には、とりあえず音声と文字で確認できれば特に支障はないだろうという気はします。