「トトロの家」全焼!放火か…宮崎駿監督が著書で紹介

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090215-00000052-sph-soci

杉並区によると、建物は洋風の建築様式で昭和初期に建てられた。宮崎監督が、著書「トトロの住む家」の中で「トトロが喜んで住みそうな懐かしい家」として紹介。同区は建物や周辺を公園として整備し2010年度に開園する予定だった。同区の担当者は「杉並の文化を今に伝える貴重な建物だった」と話している。

昨年、

江戸東京たてもの園
http://www.tatemonoen.jp/

へ行く機会があり、園内の建物を見て回ったのですが、こういった古い建物は、ただ古くて珍しいというだけでなく、当時の生活や、生活とか建物に対する当時の人々の考え方がうかがわれて、貴重であるとともに、お金をかけても保存する意味があるということを感じました。「トトロの家」は、見たことがありませんでしたが、昭和初期の生活等がうかがわれる建物であったはずで、それだけに、失われたことは残念です。
貴重な建造物が放火により失われるというケースが、最近、時々起きていますが、厳重な警備にはお金がかかってしまう面があり、防止対策もなかなか難しく、悩ましい問題であると思わざるを得ません。