内定取り消しの日本綜合地所が破綻、負債1975億円

http://www.asahi.com/business/update/0205/TKY200902050258.html?ref=reca

一昨年夏のサブプライムローン問題浮上後、拡大路線が裏目に出て、業績が急速に悪化。昨年10月以降は資金繰りが切迫するようになったという。今月3日には、09年3月期の連結業績が305億円の純損失に落ち込むと発表。最後は、今月上旬の建築代金支払いのめどが立たず、行き詰まった。

昨年、

大学生53人の内定取り消し、マンションの日本綜合地所
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20081128#1227874843

で、

株価が急落し、現在は、もうすぐ100円ショップの店頭に並べるくらいまで落ち込んでいて、そこにこの内定大量取消ですから、何らかの重大局面に差し掛かっている可能性もあるでしょう。

とコメントしましたが、遂に重大局面を迎えてしまいましたね。
日本経済が、次第に危機的状況から破局へと向かっているのではないかということを、強く感じさせるものがあります。今こそ、強力な政治が主導して事態を好転させ破局から救う必要がありますが、国会中継を見ていても、とても期待できるような状況ではなく、麻生首相のにやにやした顔に腹も立ち、日航ジャンボ機墜落事故の機長ではありませんが、「これは、もうだめかもわからんね」とつぶやきたくなる気持ちになります。