客室乗務員カレンダー幕 JAL 経費削減の一環

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009013102000227.html

バブル景気に沸いた一九八九年、航空会社の「花形」である客室乗務員をモデルに発行された。壁掛け型と卓上型の二種類があり、毎年暮れになると一般書店などで販売されていた。
年代物になるとネットオークションで一万円近くの高値が付くことも。
モデルとなる客室乗務員は「サービスイメージに合った笑顔の良さ」を基準にした毎年約二十人。モデル選考から印刷まで約一年半かかる手の込みようだったという。

もっと古くから存在していたような印象がありましたが、まだ20年ほどしかたっていなかったんですね。
この職種は、かつては待遇も良く、優秀さと美貌を兼ね備えた人々が多く集まっていたように思いますが、航空会社にも余裕がなくなり、それに伴って、かつてほどはカレンダーに掲載されるに耐えるだけの人材を集めるのが難しくなっているのではないかと推察されます。
沈まぬ太陽、ではなく、沈み行く太陽、という感じで、次第に斜陽化しつつある航空業界というものを象徴するような話題とも言えるかもしれません。