「少しの失敗も許されない」=取り調べ監督準備室が発足−警察庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000135-jij-soci

監督制度は、捜査部門以外の担当者が、透視鏡で取り調べ室内を見るなどし、供述の信用性を疑わせる問題行為の有無をチェックする制度。全国の警察が昨年5月から順次、試験運用している。 

ここで失敗すれば取調べの録画・録音制度が導入されてしまう、だから少しの失敗も許されないと思っているのでしょう。しかし、泥棒が泥棒を見張るような制度が、真の意味で効果的に機能するとは到底思えないですね。
深刻な程度までには至らない、ちょっとした問題行為をいくつか指摘して見せて、ほら、監督制度がこんなに機能していますよ、だから録画、録音なんて必要ないんですよ、という警察のアリバイ作り、各方面(国会議員など)への説明材料に使われるのが関の山だと思います。
今後、警察の息がかかった御用学者、自称有識者などが、警察に操られて監督制度の有用性を宣伝する、という筋書きが、既に出来上がっているような気がしますが、おそらく、気のせいではないでしょう。