「円天」のL&G、配当停止前に破綻認識…会長ら逮捕へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000071-yom-soci

会長は「現金での配当をやめて円天に切り替えればいい。責任は自分が取る」などと耳を貸さなかったという。
同社はこの後も「高額配当」などと勧誘を続けた結果、経営が破綻し、07年1月に現金での配当を停止した。

この種の詐欺「的」商法が、犯罪としての詐欺として立件されて行くためには、どの時点で言葉通りの履行ができなくなることを認識していたかを確実に立証する必要があります。そのためには、客観的な資料に基づく財務分析も必要ですが、会社関係者の間で、そのような認識がどのように共有されて行ったかも解明する必要があって、そのあたりの捜査もかなり進捗した結果、逮捕へという流れになっているのでしょう。
かなりの被害が出ているようですが、立件額がどこまで伸びるかということも、今後、注目されるように思います。